従業員用宿舎1F
ホテルだったものを再利用した宿舎の1F。
ソファなどが幾らか置かれている。
外への出入口は施錠済み。
【道具使用】
躑躅森 むぎ は 駅弁 を使った。
駅弁を食べた。おいしい
「まあ...まあ...」
「距離は一気に、詰めれそうだし。」
発想が卑しい。
「...出会うのは一瞬になりそうだなぁ。」
「まったく、ひどいやつだ.....」
「ま、でもさ」
「これでも十分な大金だし俺も借金返せそうだし」
「生きて帰れるだけ儲けもんだと思おうぜ」
引かれた額には任意の罵倒語が飛び出しそうになるが抑えて抑えて
「今度は真っ当に生きようね。」
「これは互いの約束であり、」
「そして、全てが終わったときに落ち合おう」
「のはずだったんだけどぉ!!!!!」
思ったより給料が少ない!
「そのくらいの恐怖は味わってもらいたいもんだね」
我々もこの二週間大変だったしね
「コレットちゃんと出会えたし、悪い事ばかりじゃなかったし」
「まあ、此処に来て良かったなって今なら思える」
「もう二度とこんな仕事はこりごりだけどな」
「てるてる可愛いからな。
じゃなくて親戚に預けられた記憶を見てな。てるてるにまだ言ってねえなって。
両親…本当は、いないんだってさ」
「取り返したら地獄の果てまで追いかけ回したりして。」
「こわ。」
自分で言っておいて怖い。この立場になりたくない。
「わたしも、えへへ...」
「よろしくね。自慢の夫さん。」
「うん、苦しんで欲しいな。」
「...アイツは手強いだろうね」
「ま...また、あうときは、その」
「婚約者に、なります...えへへ...」
「猫館さんもお疲れさん。宿泊費含めこんなに引かれるなんてな……」
備品が自腹なのは聞いてたけどこれは聞いてなかった気がする
「…まーどーせ満額貰えるなんて思ってなかったけど…この正常維持支援費ってなんだろうな…駅弁か?」
駅弁食べながら明細をペラペラしている。
「ま、俺達をこれだけ散々な目に遭わせたんだ」
「職員にもちったぁ痛い目に遭ってもらわないとな」
頑張れ。合掌。
「長かったようなあっという間だったような二週間だったな……」
「...そういえばカメラってあの怪物から回収するのかな」
この前のことを想いだして
「うーん...頑張れ!!」
職員さんを困らせることをした!
「事実だろ?」
告白した時は付き合うのは己が真っ当な人間になってから、っていう話だったのにね。
随分と話が飛躍した。
「俺の方こそ、よろしく」
「あ、敷島さん。お疲れ様です」
「はぁ~~~~~~」
クソデカ溜め息を吐きながらデジカメのデータを眺める。
コレットちゃんの写真。海偉さんとブレた輝くんの写真。カッコいい決めポーズをとった清澄くんの写真。
ケイくんがピースしてる写真。山波くんが一瞬マスクを外した写真。多摩さんのセクシーポーズの写真。
昨晩撮ったばかりの纐纈兄弟のツーショット。一枚一枚を目に焼き付けて、それから。
「ま、しゃーないか……」
どれも名残惜しいが、データごとデジカメを担当者へ返却した。
「んも~!!!君は本当に...!!」
こんやくしゃだって!?
いや確定してるけど!!!!恥ずかしいじゃないか!
「...よろしくね」
「今度皆に会う時は二人一緒に胸張って『婚約者です』って言ってやろうぜ」
恋人通り越しちゃった。
初日から毎日お話してたからね
「ふふ。」
「今度皆と会うときは、トウノボさんと二人かな。」
「...あれ、変わってない!?」
業務中ずっとあなたといた記憶が強い!