中央入口前広場
中央入口前の広いスペース。
入口は施錠済み。
【道具使用】
加藤紗良 は お菓子 を使った。
おいしいお菓子だ
「……???また何の話ですか?」
カスて。
スマートフォンを仕舞い込んで、かわりにトイカメラを取り出した。今日の巡回もこれを持っていこうか。
「いってらっしゃいです~」
「え?むしろ外国籍でもできるんですかこのバ」
「■■街のご近所さんの集まり~ってわけじゃなさそ~ですケド」
「そんな遠くから出稼ぎに来たってわけでもなさそ~ですよね」
「……っと。すいません。お疲れ様です」
はたと顔を上げる。会釈。
メッセージのやりとりに夢中になっていたようだ。
ベンチに腰掛けると、また液晶に目を落とした。
「インナーカラーのせんぱいもお疲れ様で~す」
「わ!歩きスマホ!危ないですよう。
わたしのはたま~に圏外になるんですよね~。
もうしばらくツブ禁です~、日課のウォー ボン……ボボン……もしてないですよ」
目に見えたものに対してべらべら喋ってるだけ。
「視線がまぶし~。やっぱり左目しかないですねえ」
「テクニカルに見せかけたド直球の悪口じゃないですか、場合によっては争い事になりません?」
「あっ駄目だ、争い事だ、チョコレート菓子みたいになって来たな」
「あ……」
「そうですね、不良品、偶然不良品を持ってる人が多い、そうです」
「近くの人、なかなか不良品掴まされまくっていますからね、偶然そんなことも、あるんですね…」
これも、考えない事にした
「お疲れ様です!
今日はお仕事出来てないので早くやりたいですね!
あ!お二人ともご無事で何よりです!!」
懐中電灯持って手をブンブン振ったり
「健気な方が捨てた時心痛まないもんね 笑」
笑 じゃないが?
「やっほ〜。こんばんわあ。うんうん、日和日和〜」
手をひらひら。
「トランシーバーが化けて出てきても………」
やめとこう、これを言って本当に出てきたら何か嫌だし。
「あ、どうも、お疲れ様です。ええ、バイト日和です。とはいえバイトしか出来ることはないようなものですが」