中央入口前広場
中央入口前の広いスペース。
入口は施錠済み。
「分かんないよ……アレかな、懐中電灯だけ買ってたから備品回収代がマシなのかな…」
「もしかしてまだマシな方?ってなって頭も抱えたいくらいだね」
「てかなんでそんなに差があるのか気になるよ、さすがにおねーさんも頑張ったからこんだけ差があると凹む…」
みんなの給与の秘訣はなんだ…
「えっ?半分くらい?」
「何をしたらそこまで…いや、備品とか?」
まだ持ってかれてない方の可能性が出てきて青ざめる、否、ずっと青ざめている。
「あ、ちーっす……」
ぐにゃぐにゃになりながらも挨拶
「絶賛給料でぐにゃぐにゃだよ、何だよ、70万で嫌な予感がしたと思ったらさ、マジで77万って………これ、足りるかなぁ」
差し引きすると真っ赤っかなのかもしれない
「割に……合わないって………レベルじゃないだろ……!!」
「何だよこの控除………!!備品でこんだけ持ってくのもズルだろ……!!」
地面に突っ伏しながら荒れています。哀れな姿
「おっと」
音に少しびっくりした。
「……おかえり、三男。と娘。
かなり荒れてるねぇ。」
まあ、控除とかあったからなぁ。私は何も備品を使わなかったから、そこまで惹かれなかったけれど。
とぼとぼ、ふらふらと歩いてきた。
手元には……紙がある。それをしばらく見て、じっと見てから……
バシイィン!!!思い切り地面に叩きつけて膝から崩れ落ちた。
「ん、おやすみ。」
離れてった子の頭をすこし優しく撫でるかもしれない。
「愛してるよ。いい夢を。」
撫でていた場合、そう言って、手を頭から離すだろう。
どちらにせよ、その後軽く手を振る。