コンコース(西)
改札内広場の西側。
有名コーヒーショップや小さめの本屋、土産屋などがある。
営業時間外の為、殆どのお店は閉まっている。
ホームへの登り階段・エスカレーターもある
「……か…!…ん、……まあ、ふぅん……そっすか……」
少し動揺をにじませるも落ち着き
「戻ろうかなって思ってたんですけどね、ちょっとは一緒に居ます」
>>12853
「ヒーローを名乗れるほど、狂っちゃいないもんで」
ヒーローを騙れるほどの空元気もないもので。
『当たって欲しくない予感』とやらには少し疑問を。
「……全員、か」
「そりゃあまた………、キツそうだな」
「つっても、俺も気を抜くと……
そうなるんだけどよ」
今はその境目のギリギリを漂っている。
すぐ、誰彼問わず化け物に見えるような。
同じくそうじゃないと、わかっていても。
「正直、皆の姿は見れたもんじゃないけど、まだ聞いた事がある声のおかげで、まだそこに居てくれてるって、分かるからさ」
「そうやって、ちょっと噛んだようなもつれでも、ちょっと、安心するんだよ」
「正解です。……こす、ふぅ……越御絵ケイです」
「もしお邪魔だったら居なくなりますよ。居た方が良いなら居ますけどね」
虚空をなでなで……
「…」
「… 越御絵、さん、かな。確証は持てないけど」
声で認識しようとして、反応が遅れている
「お疲れ様、です」
「邪魔かどうか…は、僕は、分からない、や」
「そうですか」
頷き。
「聞くんですけど、もしかしてお邪魔ですかね?」
ふっと手をあげ、虚空を撫でながら尋ねる
>>12841
「いいや、こういう状況で、ヒーローだって言える方がちょっと怖いよ」
「僕の当たって欲しくない予感が当たった、それだけの話なんだ」
「……そっちは、元気そうでよかったよ」
ここまで来れば、元気でも、どんぐりの背比べではあるんだろうけど。
「やっぱ、そうだよね。確実に駄目になっているのは自分でも、分かるんだ」
「そう、色々、壁とか、そういうのに見えてた目線が無くなった、って思ったらさ、今度はきみたちがさ、そう見えるんだ」
「そうじゃない、はずなのに」
「…………」
耳を澄ませるかのように沈黙し
「ああ、ラハティさんと山波さんですね。こんばんは、お疲れ様です」
いつものような態度に戻る。
>>12834
「悪かったな、お前を助けに来たカッコイイヒーローじゃなくてよ」
こんな状況なんだ、誰かは元気で、
そう演じないと
「……率直に言うなら、相当キテそうだな」
「俺よりも、断然」
軽く見ただけでも、そう言えるくらいには。
「目線に、口に」
「目とも言えないツブツブみたいな」
「……色々か」
>>12827
「……」
シャッター音で、顔を上げる。
幸い、もう床や壁には目も口も見えないから。
置かれた写真を見る
「……ああ」「そっか」
見覚えのある、貴方の姿が写真の中にはある。
もう一度、息を吸って、今度は貴方の方を見る。
けれど、やっぱり化け物にしか見えない。
「………」「ラハティ、だったかぁ」
落胆の感情で、ため息を吐いた。
今度は、こう、なってしまったんだな、と。
「……どうだろうね、これが、元気って奴だと思う?大丈夫って奴だと思う?」
「お生憎様、目線がキツくてさ」
けど、そう認識出来たのは、写真に映っていた姿だけでなく、声も紛れもなく貴方だったから
「る〜るるる〜るるる〜」
小さな鼻歌、機嫌が良さそうな、楽しそうな。
「……あれ?」
人の声が聞こえ、はたと立ち止まる。
「…………誰か居ます?」
>>12821
シャッター音、それから撮れた写真を
あなたの前に置いておく。
「元気そうだなぁ、それも、最高に」
「俺だよ。ラハティだ」
皮肉たっぷりの軽口と、自分の顔を写した写真。
これで自分が誰だか把握できるかと思っての行動。
「……大丈夫か?」
【道具使用】
ラハティ は デジタルカメラ を使った。
ぴぴ、ぱしゃ。……うまく撮れただろうか
>>12821
そのあなたの様子を見て
呼吸の仕方を見て
酷く、何かに怯えている様子を見て
「…………」
そういえば、他の人も似たようなことを言っていたな
人の顔を認識できないとか、色々。
(その人は確か…………………)
ふと、思い出した。
デジカメを一つ、取り出して
⬇
>>12811
何かが、近づいてきたような感覚で、体を強ばらせる。
怯えている、これが、もし化け物だったら…
本を捲る音が聞こえる。
捲る音だけ聞こえる。それ以外は何も無かった。
少しだけ、緊張が解けて、
腕の隙間から、そっと貴方の姿を見ようとした。
目の化け物が見えた
「……っ!」
声を押し殺した。けど。少しは聞こえたかもしれない。
……吸って、吐いて、深呼吸をして。
本の音だけ聞こえて、それ以外は何も無いから。
一言、勇気を振り絞るように。
「そこに、居るのは…何…いや、誰、です、か」
貴方を上手く、認識できていないのだろう。
>>12800
多分、あなたは壁にもたれるように寝たフリをしているのだろう。
自分もそれに合わせるよう
壁の近くへと立った。
特に何を言う訳でもなかったが、ただ傍に居た。
自らを敵や害を与える存在ではないと証明するかのように。
ペラ……、と 本のページをめくる音と共に。
>>12779
「……」
「……ん」
体が動く、どうやら目覚めた様子。だが。
顔を上げようとしない。
何かの気配を近くに感じるから。
「…」
貴方から見れば、起きたのに、寝たフリをしているように見えるかもしれない。
>>12729
巡廻、ってよりはただの散歩
デジタルカメラの性能チェックがてらの。
「……ん
ヤマナミ……?」
そんな散歩の間に、ふと。見かけたから
「寝て…、んのかな?」
ならまぁ、起こすのもアレかと。
けど、せっかく暇なのだし しばらく近くにでも居ようかな……と
蹲りながら、栄養バーを取り出す、しんどくても、食べないと。
ガリガリとした硬い食感、何かチーズのような香り、それと、食べれば食べるほど水分が持っていかれるような感覚。
「……」
美味しくは無い、おいしくはないけれど、食べるしかない。
元より、人間と言うのは食べなければ破綻するような存在で。
だからこそ破綻している訳で。
咀嚼する、咀嚼する。
とにかく、飲み込む。
「ごちそう、さま、でした。」
影も見ている、見ていても食べなきゃ行けない、けれど、満たされることはなく。
【道具使用】
山波 は 栄養バー を使った。
お腹は膨れるが、おいしくない……
「まさか、そんなはず、そんなはずない」
「けど、声はしてたはずなのに」「いや、でも」
確かにいつもの場所の筈だった、筈だった。
けれども何時もの場所とは大きな違和感があった。
だから、逃げるようにまた違う場所に
「あ、あはは、は…」
「あっちにも、目とか、口とか、居るのかよ…」
この場合、空間か、自分を疑うべきなのか。分からない。
けど、考え過ぎないで、自分の信じたいものだけを信じようと。
けれど、近くに何かは居る。
「つかれている、だけだよな…」
どこまでを信じるか。
蹲ることしか出来ない。
「__それにしても、皆さん割と大変な思いしてるんですねぇ」
自分だって不満はあるにはあるが、普段に比べたら全く退屈していないし。充実はしている方なので。
「でもこのバイトも、そのうちおしまいなんですよね」
「……めんどくさいな~」
ひとけが無さそうなのをいいことに、道端にしゃがみ込む。
特に何をするでもなく、床のシミとか眺めたりして。
従業員通路の方から歩いてくる。
業務の疲れで寝落ちしそうだったので、そうなる前にひっそり離脱。
宿舎に帰ったらすぐ寝ようかなぁとか考えつつ。
「……なんか、あれっすな……みんなの顔、ちょっと、こう……」
「あ〜〜マジっすか……なんか変なのが見えるだけなら良かったけど……いや良くないんすけど、別に、まあ、変なのが見えるだけっすよ。そう」
「そうだったんすけど……それだけじゃなくて、すれ違うみんなの……バイト仲間のひとたちがなんかね、もう……いや〜〜。やばいなこれ……」
「ガラスとかに写った自分の顔だけは普通に見えるの、完全に、どうかしちゃってるっすな……オレか、周りか、そのどっちか……」
「……いや、両方か……?」