中央入口前広場
中央入口前の広いスペース。
入口は施錠済み。
誰に起こされたか分からないが、まぁ、犯人捜しをするまでもないかと思いつつ。
「お疲れ様会の話題ー?」
いいねーとなりました。
ファミレスとは別腹だ、参加しとこう。
「知ってますか?真の応援は生玉ねぎを食べることなんですよね」
海苔も食え。
「生玉ねぎに韓国海苔ならさらにごま油かけたらうまそーっすね」
「お。いいっすね蟹鍋…」
さすってる子にはさすってるなあ、って顔をしていました。
「……まあ、それなら一緒に食べようかな…………」
言い出しっぺだし。
「蟹懐かしいなぁ〜……俺の前住んでた場所、蟹美味しいんですよ」
「良いですね、蟹鍋。しましょ」
「生タマネギ海苔、そんなこと言ってると本当に食べるからな、何人か一緒に食えって巻き込みながら食べるからな…!」
人を巻き込みにかかる
「カニって大体匂いって聞くもんなぁ…」
ワンチャン、あるか───?
「応援じゃなくて生玉ねぎを一緒に食べてあげたらいいじゃないっすか」
ノリって人種によっては胃でとかすの難しいんだっけ?
「楽しみですね、辛みで苦しむの」
胃、破壊されてくださいね。
「…………野菜だからなんとかなりませんかね」
こ、こいつッ……!
「……まあ提案の一部なんで……別に食べなくっても大丈夫です」
「所謂、言ってみただけ」
「亜鉛でなんとかならなかったら、まぁ、頑張って……」
無責任。いや多分責任は会社の方にあるはずなんだけど。
「いっそのこと海苔に生玉ねぎ挟みなよ」
「苦手なのに提案したのかい?」
「何だよみんなっ…そんなに僕のイートオブ生タマネギが楽しみなのかよっ…!」
「けどそれで分かるのが辛味だけだったらそれはそれで嫌じゃないか?」
「破壊されるんだぞ、胃が」
「良いじゃないですか〜!辛かったら『あー、辛いのなら味わえるかも〜』って思えば良いし、辛くなかったら『辛くなくて良かった〜』って思えば良いんですよ〜!」
吹っ切れた結果いきいきとし始めている。楽しそうに。
「…」「あはは」
「お察しの通り」「まあでも暫くこうだと対策も出来たもんだよ」
「亜鉛で何とかなるかなぁ、なるといいな」
帰ったらサプリに使わないとな…なんて
「辛いってわかっててやるのはさすがにイタズラ心強くないかい!?」
「ああっ囲まれてる気配が感じる、近いうちに食べなきゃじゃん」
律儀
「ものすごい数の提案が集まってきている?」
「味覚が死んでるんだから消化できるものならなんでも食べれるチャンスっすよ」
人体実験。
「……もしかして味覚死んでる?」
今気付いた。というか知らなかった。
死んでるの胃の方だと思ってた。
「亜鉛摂りな亜鉛!とりあえず亜鉛摂ったらいいらしいから!」
雑に亜鉛を勧める。
「お疲れ様会ね…
俺ちゃんお腹が空いて食べ過ぎちゃうから
みんなに迷惑かけちゃうかも〜…
どーしよっかなぁ」
こちらは逆にいっぱい食べてしまう方。
「味が濃いのはちょっとな…今の僕には勿体ないかも…」
「薄味の方が矛盾があんまりないって言うか」
「やだよ、一緒に海苔食べてくれよ」
「なんなら生の玉ねぎいっても面白いんじゃないですか?」
味覚が死んでいても涙は出るのかチャレンジ。わくわくしている顔
「わ、なんかすっごくお腹のすく話してる〜
帰ったらお給料で焼肉食べ放題でも行っちゃおうかな」
ちょうどハンバーグをたべているのに…?
「もしかして野菜の方が好きだと思われてる?いやまあ食感的には今そっちの方が嬉しいけど」
「どっちもパリパリしてそうだし」
「物凄い数の提案が集まってきてるから行けそうかもしれないね」
「スープとかもか」「…」
「それは上手く食べれるかな…お粥とかよりは食べやすそうだけど」
【道具使用】
清澄 陽都 は ハンバーグプレート を使った。
あつあつの肉汁とデミグラスソースが絡む……